皆さんこんにちは、新潟トラベルの温泉ソムリエSです。
- 昨今、新型コロナウィルス感染症の影響のなか、にわかに注目を集めているのが「マイクロツーリズム」。
- マイクロツーリズムとは、自宅からおよそ1時間圏内の地元や近隣への短距離観光のことです。
- “遠くへの旅”ではなく“近くへの旅”を…ということで、今回も新潟県内の温泉にフォーカスを当ててご紹介していきたいと思います。
- まだまだ知らない新潟県内の温泉があるかもしれませんよ!
さて、第4回目の今回は、新潟県中心に位置する三条市の「越後長野温泉(えちごながのおんせん)」です。
越後長野温泉のお宿は、嵐渓荘(らんけいそう)一軒のみです。
- 泉質はナトリウム-塩化物冷鉱泉となっており、塩分濃度が高く、なめると非常に塩辛いです。
- また水温15.5℃の冷鉱泉のため、一旦加熱した上、一部循環放流方式で各浴槽に源泉を供給しています。
- 大自然の中の露天風呂、風情のある貸切風呂や山菜懐石の夕食がお宿の自慢です。
- また温泉で炊いた朝食のお粥も美味なので、是非味わっていただきたいと思います。
- そして“越後の秘湯”と言われる越後長野温泉の嵐渓荘ですが、なんと昭和初期の料亭を移築した棟の「緑風館」は、国の登録有形文化財にも指定されています。
- その趣ある佇まいに惹かれて、多くの有名人がお忍びで来るとか来ないとか…。
- いずれにしてもファンの多い温泉であることは間違いありません。
▲ 2月中は前庭で雪行灯を毎晩灯しており、夜の雪景色を楽しむことも出来ます。
- 3月になると雪解けで季節の変わり目、そして4月は例年20日頃に桜が満開となります。
- また、5月6月にかけては山菜が旬を迎えたり…と、訪れる時期で四季折々の山里の風情を体感できるのが魅力です。
- 今回紹介したお宿は感染症対策をしっかり取って営業しています。
- ぜひ行ってみてください。
- ≪参考≫
- ・『越後長野温泉 妙湶和楽 嵐渓荘』http://www.rankei.com/ (閲覧:2021年1月)