皆さんこんにちは!新潟トラベルのサムです。
今日から12月ですね。今年も残り1ヶ月寒さに負けずに頑張りましょう!
突然ですが皆さん、良寛さんをご存じでしょうか。
新潟の方なら一度は耳にしたことがあると思います。
- 良寛さんは、江戸時代末期の禅僧、詩人、歌人、書家です。俗名は山本栄蔵といいます。
- 18歳で出家し、厳しい修行を行い34歳で諸国修行の旅に出て、寺をもたず、日々托鉢(修行のため鉢を持って家の前に立ち、経文を唱えて米や金銭の施しを受けて回ること)で暮らします。真言宗や浄土宗、日蓮宗、神道にも通じていました。
- そんな良寛さんは越後出雲崎の生まれで22歳から岡山県の円通寺にて仏道修行に励み、35歳で越後に帰ってきました。
- 住居を転々としたのち、国上山にある五合庵で約20年間過ごしました。
- 新潟県燕市国上にある国上山(くがみやま)には良寛さんとゆかりがある国上寺(こくじょうじ)や良寛さんが住んでいた五合庵(ごごうあん)があります。
- ※山の名前は国上山(くがみやま)と読みますが、お寺の名前は国上寺(こくじょうじ)と読みます!ここテストに出ますよ!
そんな名僧・良寛さんが愛した国上山にある、国上寺、五合庵に先日行ってきました!
ちょうど天気も良く紅葉も見頃の時期だったのでとても綺麗でした。
国上寺(こくじょうじ)
- 国上寺は、和銅2(709)年創建の越後最古の名刹で、平成21(2009)年には開山1300年を迎えました。
- 良寛さんや直江兼続とゆかりがあるほかに、源義経や弁慶、最強の鬼・酒呑童子の伝説も残っています。
この国上寺には話題になったイケメン官能絵巻が設置されています。お寺の四方に絵巻がありますので回ってみてください。
※そして今年4月17日から予定していた12年に一度の御開帳が延期になり、2021年春に延期の予定になっているそうです。
▲見てください!もみじの木が綺麗に紅葉しています!
この国上寺の横には、国上山の登山口もあります。
- 国上寺には駐車場があり車で行くことができます。
- 駐車場から国上寺まで距離的にはすぐなのですが、なかなかの坂道を登らなくてはなりません。
- 階段もあるのですが、その階段も急です。少しの距離なのですが体力を使うので気を付けてください!
五合庵(ごごうあん)
そしてそんな国上寺から歩いて約10分のところにあるのが五合庵です。
- 国上寺から五合庵への道のりは、なかなか険しい石階段を下っていきます。
- その道中は自然の美を感じて澄んだ空気で呼吸し、さらには歴史も感じながら歩けるので気持ち良いです。運動にも最適だと思います。
この五合庵は山の自然のなかに素朴に佇んでいて、良寛さんの人柄や心にふれることができる気がします。
現在五合庵は新潟教育委員会により県の文化財に指定され、永久に保存することになっています。
訪れる際は動きやすい服装、歩きやすい靴(スニーカーなど)で行くことを強くおすすめします。
皆さんもぜひ良寛さんが愛した国上寺・五合庵に訪れてみてはいかがでしょうか?
※燕市観光協会様より文章一部抜粋