- 皆様、明けましておめでとうございます。新潟トラベルのハルです。
- お正月の3ヶ日も過ぎまして、良い初夢は見られましたでしょうか?
- 私は寝つきが良いのか、年越しをして今日に至るまでまだ夢を見られていないので、(そういうシステムがあるのかどうかはともかく)繰り越し中です!
- 初夢と言えば、よく言われるのは「一富士 二鷹 三なすび」ですよね。
- ちなみにその続きは「四扇 五煙草 六座頭(一般的にはお坊さんのこと)」で、“初夢で占う”という文化そのものは鎌倉時代には既にあったようですが、上述の「一富士 二鷹 三なすび…」などという“初夢で見られたら縁起が良いもの”が言われ始めたのは、江戸時代まで下った頃のお話なのだそうです。
ところで、ふと縁起の良さそうな今年の干支なんかは入ってないんだな~と思って少し調べてみたところ、干支の方が断然歴史が古く、古代中国に発祥したものを日本へ輸入して使っているので、大雑把に考えても千年では効かない程度の年代差があるうえに、丑年だから縁起が云々というよりは、当時は暦を書き記すための記号の一部である、という認識から、即座に動物と直結してイメージするという習慣が現代ほど無かったのかも知れません。
- それにそもそも「一富士 二鷹 三なすび…」の縁起の良さだって、語呂合わせやイメージ重視な側面があるそうなので、あまりこだわり過ぎる必要も無いのかも知れませんしね!
- …と言いつつ、今日も頑張って良い初夢を見るべく、富士山やら鷹やらを思い浮かべながら布団に入るのですが(^-^;
- また、新潟県で富士というと、妙高山や谷川岳が『越後富士』の異称で呼ばれています。
- こういった○○富士という名の山は、「郷土富士(ふるさと富士)」と呼ばれ、全国に400以上あるばかりか、海外にもあるのだとか。
- すばらしい名山の代名詞として“~富士”の名を冠してしまうのも、もしかしたら日本人のDNAの一部なのかも知れませんね。
新型コロナウィルスの影響もあり、いまだ遠出をすることの難しい中ではありますが、本物の富士山にはない全身真っ白な“富士山”を見に、ちょっとお出掛けしてみるのはいかがでしょうか?