こんにちは、新潟トラベルです。
- 最近、司馬遼太郎の名著「峠」を読んでみました。
- 激動の幕末を舞台に、長岡藩出身の河井継之助が地元である長岡のために活躍する生涯を描いたお話です。
- 新型コロナウィルス感染症の影響で、今年の6月に公開予定が延期されていた河井継之助の映画の原作でもあるので、一応予習を…と軽い気持ちで手に取ったのですが、あっという間に物語に引き込まれてしまいました。
- 前半は継之助が地元である越後を出て江戸へ留学に行く話となっていますが、後半には長岡へ帰郷し、其処を中心に話が進行していきます。
- そのため新潟県内の馴染みのある地名がいくつも出てきて、新潟の方ならなおさら親近感を持って読める歴史小説です。
- また、長岡市長町にある河井継之助記念館には、この「峠」の作者・司馬遼太郎直筆原稿のレプリカが展示されています。
- しかもこちらの長岡の記念館は、河井継之助の生家跡に建設されたということで、河井継之助本人とそれに魅了された後世の人々の足跡が交差する場所でもあります。
雪で足元の悪い中ですが、皆様も映画公開前にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?