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2021.04.23
皆さんこんにちは!新潟トラベルのサムです。
あと1週間で5月、GW(ゴールデンウィーク)ですね。今年も昨年同様なかなか思うようなGWにはならないかもしれませんが感染対策を徹底してルールを守って過ごそうと思います。また新年度が始まり新入生や新社会人の皆さん、新しい環境になって大変なこともあるかと思いますが一緒に頑張りましょう!
さて今回はにいがた再発見ということで、聖籠町(せいろうまち)についてご紹介させていただきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
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聖籠町は、新潟県の海岸地帯の北部に位置しており、東と南は新発田市、西は新潟市に隣接しています。
明治22(1889)年に町村制が施行され、聖籠町、蓮野村、蓮潟村、藤井村、亀代村が誕生し、さらに明治39(1906)年の合併により、聖籠村と亀代村の二村となり昭和30(1955)年には、町村合併促進法により聖籠村と亀代村が合併し、現在の前進である聖籠村となりました。そして昭和52(1977)年8月、町制施行により現在の聖籠町が誕生しました。
聖籠町の花は「はまなす」です。海岸砂地に群生するバラ科の落葉低木です。
聖籠町へのアクセスは、新潟駅からバイパスを使って車で約30分です。町の人口は約14000人となっています。
また、観光地ではないですが聖籠町には新潟県運転免許センターがあります。他に県内には、長岡支所、上越支所、佐渡支所、(古町出張所)がありますが、下越地区の皆さんはここ聖籠町の運転免許センターに手続きに来るようになっています。
聖籠町には「緑丸伝説」というものがあります。
聖籠町の魅力はなんといっても豊富な果物です!初夏から秋にかけて、さくらんぼや梨、ぶどうなどの摘み取りができ、その場で食べられる観光農園が人気です。さくらんぼは県内生産量の約90%を占め第1位、ぶどうの生産量は県内第2位なのです!収穫時期になるとさくらんぼ狩りでにぎわいを見せ、砂丘地という恵まれた地質で育てられた聖籠のさくらんぼは日本一美しいと評価されています。聖籠町内には果物狩りが楽しめる観光農園が多数あり、直売所には看板などが設置され獲りたての味を楽しむことができます。
まさに新潟県の果物王国といえますね!
アメリカ原産「ロックポート・ビガロウ」中粒で丸みのあるハート形で柔らかく淡い色の果肉です。
さくらんぼは明治20(1887)年頃五十公野の地主白勢和一郎氏が、フランス遊学の際送ったものを、明治35(1902)年に二本松の岩渕栄太氏がその成木を譲り受けて栽培したのが聖籠町では最も古く、主としてフロレンスでした。明治40(1907)年頃に蓮野の二宮喜作氏宅裏に果樹園を開き、桃、ぶどう、梨を採植し聖籠町(当時:聖籠村)に普及、また、中国の苗木も入手でき栽培者の意気も高まりました。販売は新潟の青果問屋に委託しトラックで出荷していました。昭和8(1875)年頃適品種佐藤錦(山形県)が一般に植え付けられました。太平洋戦争頃は樹齢も衰え減収したが、昭和30(1897)年にさくらんぼ組合を組織し、共同で東京神田市場へ出荷し好評を得ました。昭和35(1902)年より山形県宮内町の明治青果分工場より、缶詰用として注文を受け、前途は明るかったです。しかし、昭和36(1903)年9月16日の第二室戸台風で大被害を受け、これを復旧するには容易なことではありませんでした。その後、生産者が復旧へむけて新品種の栽培や気候や地質に合った樹木の研究などを重ね、現在のさくらんぼの産地「聖籠町」を位置づけました。
さくらんぼの収穫時期は5月下旬~6月下旬です。おいしいさくらんぼは、ジクと呼ばれる枝の部分がしっかりとして青々しており、実の色が鮮やかでピカピカしているものが良いです!さくらんぼは鮮度が大事なので買ったら2日間ほどで食べることをおすすめします。
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果皮が黒々しているのが美味しく、甘味と酸味が調和した濃厚な味で、すべてのぶどうの中でも人気の品種です。
赤ワイン用の原料として非常に有名な品種で、山ぶどうの一種でもあります。糖度は20~21度で非常に高く、酸味も適度にあります。
「赤いマスカット」の異名を持つ品種です。果肉は引き締まり多汁です。糖度は18~19度で高く、上品なマスカット香があります。
濃紫紅色で美しく果粉が多く、肉質は紅富士系では最も硬い品種です。香りが良く果汁たっぷりで果皮が剥きやすいぶどうです。
味の良いものは色が濃いめです。巨峰なら黒々としたものが良いですが、ただマスカットは青々したものが良いのではなく黄色みがかった色の方が甘く熟しています。またつるが茶色になってポロポロ実が落ちてしまったり、皮がしなびているのは鮮度が悪いものです。皮がきちんと張って色が濃く、粉がふいているものが新鮮でおいしいぶどうです!
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弁天潟風致公園(べんてんがたふうちこうえん)です。
二宮家は、新発田藩領蓮潟興野の名主職、のちに代々庄屋格に遇した家柄で、現在は9代目にあたる当主ほか、家族の方たちが今でも建物の中に暮らしています。もともとあった日本家屋は明治時代の落雷により全焼しており、その後にまったく同じものを再現して建設されたものです。現在残っている建物もうち、5棟の蔵を含む11か所は文化庁の登録有形文化財に指定されていますが、この建物の中に家族が暮らしているため、年間を通して一般公開はされていません。また「静勝園」と名付けられている日本庭園の目の前には広大な弁天潟(弁天潟風致公園)が広がり、座敷から庭園と潟を一望できます。
当主の夫人が20年前から趣味で始めたバラの園は毎年その規模を拡大しており、10年前より5月から6月にかけてのバラの満開シーズンのみ、バラ園とあわせて日本庭園も一般公開されることになりました。バラだけではなく、イングリッシュガーデンのように様々な花が植えられています。400株以上のバラを見に行ってみてはいかがでしょうか?
聖籠観音の湯ざぶーんは、宿泊もできる日帰り温泉施設です。露天風呂はもちろん、大浴場やジェットバスで体のつぼを刺激する圧注浴、寝たままお湯に浸かれる寝湯、気泡が下から出てきて血行を良くする気泡浴、肩こりに効果的な打たせ湯、サウナ、さらには歩きながら温泉に浸かる歩行浴など多彩な温泉を楽しむことができます!そんなバラエティ豊かな温泉を満喫したあとにお食事はいかがでしょうか?定食から麺類、丼物、一品料理まで豊富なメニューが取り揃えられています。聖籠町ならではのお土産が取り揃えられているコーナーもあります。
新潟聖籠スポーツセンター(通称:アルビレッジ)は、新潟県のプロサッカーチームのアルビレックス新潟の練習拠点です。この施設は2002FIFAワールドカップの開催を記念し財団法人日本サッカー協会記念事業推進委員会が、更なるサッカー・スポーツの振興を目的に行った「サッカーを中心としたスポーツ環境整備モデル事業」の助成金ならびに新潟県、新潟市、聖籠町、株式会社アルビレックス新潟の補助金を受けて整備されたものです。サッカーをはじめとする各種スポーツに対応可能な総合型スポーツ施設であり、日頃の健康づくりはもちろんのこと、各種大会、研修会、合宿などにご利用できるスポーツ施設になっています。
他にも聖籠町には、聖籠海岸海水浴場や釣り人にはおなじみの新潟東港第2東防波堤管理釣り場、東新潟火力発電所などなど魅力はたっぷりあるのですが今回はここまでです!
聖籠町の果物狩りのシーズンが始まるまであと1ヶ月ちょっとですが、ぜひ新潟県の果物王国聖籠町におでかけしてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
では、次の「にいがた再発見」でお会いしましょう!
≪参考≫