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2022.02.10

新潟のお酒は雪のたまもの。

  • こんにちは!新潟トラベルのハルです。
  • 今日も今日とて寒いですね。
  • 天気予報に相変わらず雪だるまがずらーっと並んでいるのを見ると、うーん、もうしばらく春は先なのかなあ…と凹みそうになりますが、言わずと知れた米どころでおよそ90もの蔵元を擁する酒どころの新潟県、そういえば『雪』を冠する日本酒の銘柄も結構あるんです。
  • 北雪酒造さんの「北雪」に高野酒造さんの「越路吹雪」、雪椿酒造さんの「越乃雪椿」や玉川酒造さんの「越乃雪蔵」、津南醸造さんの「雪美人」に青木酒造さんの「雪男」などなど、もう挙げれば切りがないんですよ!
  • また、雪でなくとも『白』や『寒』であったり、早春を思わせる『梅』が付いている名前も多いですし、あるいはその酒蔵さんが根付く地域の名峰の名を頂いたお酒のラベルには、雪をかぶった山々の絵が描かれていたりもします。
  • おやまあ、まるでこの寒い今こそがお酒のベストシーズン!と言わんばかりですね。
  • 新潟県に限った話ではないですが、例年日本酒の醸造は、毎年9~10月頃のお米の収穫からスタートして、早いものだと11月はじめから、多くは12月頃から翌年の3月にかけてお酒として仕上がります。
  • ですので基本、お酒造りは雪深くて寒ーい冬のお仕事なんですね。
  • 雪はしばしば邪魔者扱いされがちなのですが、全ては豊かな自然の恵み。
  • やがて春になれば、雪は解けて越後の大地を潤し、また来年のお米を育ててくれます。
  • 雪と切っても切れない新潟のお酒には、そんな雪国の原風景も溶け込んでいるのかな、と思います。
  • つい先日も新潟県産の日本酒が、酒類の地域ブランドを保証する国の「地理的表示(GI)保護制度」に指定されたりと、これからますますホットなトピックとなることうけあいの新潟のお酒。
  • 今晩はさっそく、ほっこり体も芯から温めてくれるお酒をお供に、脳内新潟トリップしてみませんか?