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2020.10.23

【にいがた再発見!】弥彦村~県内屈指のパワースポット~

皆さんこんにちは!新潟トラベルのサムです。

  • 金木犀の香りに四季の移ろいを感じながら、夜になると虫の音が心地よくついつい秋の夜長を楽しんでしまいますが
  • 皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて今回はにいがた再発見ということで、弥彦村(やひこ)について書いていこうと思います。
  • 弥彦村と聞いて皆さんは一番に何が思い浮かびますか。やはり彌彦神社を多くの方が思い浮かべると思います。
  • しかし弥彦村の魅力は神社だけではありません。
  • 他にも素晴らしい多くの魅力があるので紹介させていただきたいと思います。

弥彦村について

まず弥彦村について書いていきます。

弥彦村は新潟県のほぼ中央部の日本海側に位置し、西は霊峰弥彦山(634m)を隔てて新潟市・長岡市と接し、東南は燕市、北は新潟市とそれぞれ肥沃な穀倉地帯を隔てて隣接しています。人口は約8300人ほどです。

明治12(1879)年郡区改正により西蒲原郡に属し、明治34(1901)年11月1日には弥彦村、桜井郷村、矢作村の三村を合併して新しい「弥彦村」が誕生し、以後今日に至るまでほとんどその形を変えることなく100余年が経過しています。

また近年では交通網が非常に発達し、弥彦村までの移動時間や距離が縮小され新潟県内からはもちろんのこと、県外の方も訪れやすくなり、県内でも有数の観光地として多くの方に親しまれています。

弥彦村には温泉もあります。弥彦温泉郷です。

弥彦温泉郷は、湯量豊かな美白の肌をつくる「桜井郷温泉」、そして平成19(2007)年11月から給湯が始まった美肌効果のある温泉「湯神社温泉」と2つの源泉を有しており、それぞれ違った特徴を持つお湯を提供しています。

弥彦村は自然が豊かなので、このご時世でも3密を回避してゆったりとくつろげるパワースポットだと思います。

そんな弥彦村の魅力を再発見していきましょう。


彌彦神社

▲彌彦神社

まず初めに彌彦神社です。

彌彦神社は、弥彦村を代表する観光地であり、年末年始には多くの参拝客で賑わい、初詣は人で溢れかえるほどです。紅葉の時期にも多くの参拝客が訪れます。特に毎年11月1日から11月24日まで開催される「菊まつり」は有名で彌彦神社境内を会場にして新潟県菊花展覧会を開催してます。その規模、出品数、品目の多様なことで毎年好評で、今や「弥彦の菊まつり」と呼ばれ、秋の風物詩として全国の方々に知られています。

またご参拝の方法が他の神社と異なることも特徴です。

  • 一般的な神社参拝の作法は二礼二拍手一礼ですが、彌彦神社では拍手を四度打つ「二礼四拍手一礼」の作法にてお参りします。
  • ※「二礼二拍手一礼」の作法にて参拝されても何も問題はありません。
  • そして彌彦神社は、古くから「おやひこさま」として親しまれておりおごそかな雰囲気が漂う古社です。
  • 願い事を念じて持ち上げ、軽いと感じれば祈願は成就し、重いと感じれば叶わないといわれている「火の玉石」(重軽の石)や、
  • ↓神様の通り道「玉の橋」もあり、県内屈指のパワースポットになっています。
▲玉の橋


▲神社脇の商店街
  • 弥彦神社の駐車場の脇には、多くのお店が並んでいます。商店や甘味処、お休み処、ガラスクラフトや酒屋などあるので、
  • 一軒一軒見て回るのも楽しいですよね。


▲彌彦神社大鳥居 ※イメージ

そしてこちらが彌彦神社の大鳥居です。

こちらの大鳥居は、昭和57(1982)の上越新幹線開通を記念して奉建されました。

  • 高さは30.16m、柱間は20m、笠木の長さは38.5mの特殊鋼製でできており、両部鳥居としては日本一の大きさなんです。
  • 彌彦神社からは少し離れた位置にあります。間近で見れば大迫力です!

弥彦山

▲弥彦山 ※イメージ

そんな彌彦神社の後ろに構えるのが弥彦山です。弥彦山は、角田山と並んで立つ有名な山です。

標高はあの東京スカイツリーと同じ634mなんですよ!

なので弥彦山の山頂にいけば、東京スカイツリーと同じ高さから日本海を眺めることができます。

  • 弥彦山登山口から山頂まで1時間30分と初心者でも登りやすく、多くの登山客が訪れています。
  • 弥彦山9合目には、展望レストランや高さ100mの回転昇降展望塔パノラマタワーがあり、越後平野、日本海を一望できます。夜になると山頂付近から全国夜景100選、日本夜景遺産に選ばれている越後平野と満天の星空を楽しむことができます。
  • そして山頂には彌彦神社の奥宮、御神廟があります。
  • 古くから霊山として崇められてきたパワーたっぷりの弥彦山に登ってみてはいかがでしょうか。
▲弥彦山ロープウェイ

そして弥彦山にはロープウェイもあるんです。

ロープウェイを使うと山頂付近までのおよそ1000mをなんと5分で行けてしまうんです!

景色は雄大な越後平野と、奥に連なる越後の山々が広がり、360度見渡せる大パノラマになっています。

  • 彌彦神社拝殿わきから、ロープウェイの山麓駅まで無料シャトルバスも出ているのでぜひご利用ください。
  • もちろん歩いて駅までも行けますよ!


弥彦公園

▲弥彦公園
  • 弥彦公園は、彌彦神社から歩いて10分ほどの位置にある自然豊かな公園です。
  • 弥彦公園内には子どもの遊び場があったり、ベンチもあるのでゆったりと自然を満喫することができます。
  • お散歩なんかにも最適ですし、木々からの木漏れ日もまた心地よいですよ。
  • そして四季折々の風景を楽しむこともできます。春は満開の桜、夏は新緑の木々、秋は大迫力の紅葉、冬は枯れ木に咲く雪の花。。
  • どの風景も想像するだけで美しいですよね。そんな美しい風景を弥彦公園で見てみませんか。
  • 駐車場も多くあるのでぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

弥彦公園を歩いていくと見えてくるのがこちらです。

▲もみじ谷

弥彦公園もみじ谷です。

  • その名の通りもみじの木が多く生えていて、一面覆われており県内屈指の紅葉スポットになっています。
  • 紅葉の季節になると県内外からとても多くの方が訪れます。

ちなみに紅葉時期のもみじ谷はこのようになります。

  • とても綺麗で美しいですよね!明るい時間に見る紅葉は、太陽の日の光と真っ赤に染まったもみじの木の組み合わせは最高です。
  • この景色の中を散策すれば、まるでもみじの木から差す木漏れ日のように温かい気持ちになれること間違いなしです。
  • また、夜になるとライトアップされ幻想的な景色が広がります。自然の月明かりと人工のライト、紅葉との見事なハーモニーを
  • ご家族とみるのも良し、親しい友人とみるのも良し、恋人と素敵なひと時を過ごすのも良しです!

※開催有無、時期、時間など詳しくは弥彦観光協会様にご確認ください。


もみじ谷を抜け、さらに進んでいくとたどり着くのがこちら!

▲湯神社 鳥居

もみじ谷より徒歩20分のところにある湯神社(石薬師様)です。

湯神社は、弥彦温泉発祥の地です。温泉の神様、商売の神様、薬の神様、学業成就にご利益があるとされている神社です。

もみじ谷から徒歩約20分と散策にはもってこいの距離です。ちょっとした登山感覚で行ってみてお参りしてみてはいかがですか。

弥彦駅

お次に紹介するのがこちらです。

▲JR弥彦駅
  • 弥彦村の公共交通機関の玄関口、弥彦駅です。
  • 大正5年に開業した弥彦駅はJR弥彦線の起点・終点駅で、三条・燕エリアと弥彦をつなぐ路線になっています。
  • この彌彦神社を模した寺社造りのかわいらしい駅舎として「ふるさとの駅100選」にも選ばれています。

そして注目してほしいのはこちら!

▲鬼瓦
  • JR弥彦駅舎の鬼瓦です。何が描かれているかわかりますか?
  • そうです、兎です!
  • でもなんで兎なの?って思いますよね。実は兎は弥彦の象徴とされているのです。
  • 弥彦駅の鬼瓦をはじめ其処此処にその姿を見ることができます。
  • なんで兎が弥彦の象徴なのかは後々わかりますよ!


▲弥彦駅前広場 湯のわ

そんな弥彦駅のそばには、足湯があります。その名も弥彦駅前広場 湯のわです。

2018年にJR弥彦駅前に新設された足湯スポットで、利用は無料、駐車場も整備されているので気軽に利用することができます。

  • 営業時間は9時~18時、お湯はアルカリ性単純温泉の湯神社温泉です。
  • ご利用は無料ですが、タオルの持参は必須ですのでご注意ください。


弥彦には芸術を体感できる場所もあるんです。

▲弥彦の丘美術館 入口
  • 少し登ったところにある、森の中の小さな美術館「弥彦の丘美術館」です。
  • 弥彦総合文化会館の隣にあるこちらの美術館は、企画展を年に約6回ほど開催しています。
  • 料金も大人300円とお手頃なので、ぜひ散策の休憩に芸術で癒されてみてはいかがでしょうか。

(11月30日~2月19日は休館となりますのでご注意ください。)

▲美術館外からみた弥彦山
  • この弥彦の丘美術館のある高台から眺める弥彦山はとても綺麗に映って、何かパワーをもらえるような気がします!
  • 意外と弥彦山を眺める穴場スポットかなと思うので、このブログを読んでくださっている皆様だけに特別にお教えしました!(笑)

弥彦の木々たち

弥彦には大きな、そして立派な木があります。そのうちの2つを紹介していこうと思います。

●蛸ケヤキ

▲蛸ケヤキ

まずはこちら!

  • 「蛸ケヤキ」です。蛸ケヤキは住吉神社にある樹齢1000年余、高さ30m、胴まわり8mの老けやきであり、大蛸が足を8本広げたような枝ぶりから蛸ケヤキという名前が付けられています。実際に目の前にした時の迫力、そして幹が太いのなんの!
  • 樹齢1000年のケヤキの木を始めてみて圧倒されてしまいました。


●婆々杉

▲婆々杉

立派な木ですよね。こちらは彌彦神社の北隣に位置する宝光院境内の裏山にある樹高40m、胴回り10m、樹齢約1000年の杉の巨木で、「婆々杉(ばばすぎ)」と呼ばれています。

昔弥彦に鬼婆がおり、悪業をつくしていたが、高僧により説教され善人に改心し、それから悪人を戒めその死体や衣類を大杉にかけて世人のみせしめにしたと伝えられています。

この婆々杉は、昭和27(1952)年12月10日に、県指定天然記念物に指定されました。

  • この参道から婆々杉に向かって歩いていくのですが、ここをくぐった瞬間から何かパワーを感じます。
  • 心の中から浄化されていくような感覚がして、何度も深呼吸したくなります。(個人の感想です。。)

そして階段を上り婆々杉をみたときは自然の力に圧倒されました。

何も言葉を発さずにずっと口を開けて見上げていたと思います。どうやったらこんなに立派な木が出来上がるのかとすごく不思議に思いましたが、樹齢1000年も経っていればこうなるか、、と自然の力を改めて感じました。


弥彦お土産&グルメ

さてここからはグルメについて書いていこうと思います。

まずはこちら。

●おもてなし広場

▲弥彦おもてなし広場

弥彦公園の向いにあります、おもてなし広場です。

おもてなし広場は2018年にオープンした弥彦の新しい観光スポットで、弥彦山を一望する足湯、地元農産物やお土産を販売する直売所やフードコート、マッサージサロン、話題のスイーツショップまで、弥彦の魅力を丸ごと体感できる施設になっています。足湯は湯神社温泉の源泉かけ流しで、手を湯涌に浸す手湯も楽しめます!


●パンダ焼き

弥彦といえばの名物、分水堂菓子舗(ぶんすいどうかしほ)様のパンダ焼きです!

「日本全国ご当地おやつランキング」でグランプリを受賞し、一躍弥彦名物となり、その名を全国区にしました。

なんといってもこの見た目の可愛さ!その名の通りパンダになっています。見た目もさることながら、食感、味もたまりません。米粉やもち粉を使っておりモッチリとした食感で、温かくても、冷めてもおいしいです!味の種類も枝豆あんをはじめ、定番の小倉、クリームなど様々楽しめます。

ひとつ食べただけでもおいしくて満足感があるのでぜひ食べてほしい一品です!


●玉兎

こちらは弥彦名産の玉兎(たまうさぎ)です。

あれ、、?さっきもどこかに兎が出てきたような気が、、

そうです!弥彦駅の鬼瓦です。

やはり弥彦と兎は関係があるみたいです。少しお話しましょう。

大昔、弥彦山に兎が住んでおり、毎日、里へ下りては神領農民たちの大切な田畑を荒らす為、困り果てていました。これを聞いた彌彦大神様は、弥彦山の兎たちを集め諭し、兎たちは以後絶対に悪さはしないと固く誓い、それからは被害はなくなったそうです。農民たちは彌彦大神様を感謝し、大神様のお諭しを聞いて畏まっている兎たちの丸くなった姿を米の粉で形作って献上した所、大神様はこの菓子を喜んでお召し上がりになられ、「良幸餅(うさちもち)」と名付けられたと伝えられています。

これが弥彦銘菓の玉兎の由来といわれています。

粉菓子の玉兎は、口に入れるとほろほろと溶ける優しい甘さが愛されています。落雁や米香せん、和三盆で作られたもの、あん入り玉兎など種類は豊富にあります。

弥彦に来たら玉兎!


●イカメンチ

続いてはこちらのイカメンチです。

このイカメンチは、新鮮なイカのゲソと胴体を食感が残るように刻み、玉ねぎ、キャベツ、魚のすり身と合わせ、砕いた「やひこ娘(弥彦で作られているブランド枝豆)」を混ぜた弥彦オリジナルのヘルシーなおやつです。

食べ歩きには最適な食べ物です。弥彦のまち歩きのお供にいかがでしょうか。


●伊彌彦米

こちらは伊彌彦米(いやひこまい)です。

  • 伊彌彦米は、弥彦村の農家生産の新潟県産コシヒカリで、農薬・化学肥料を50%以上減らして生産している特別栽培米です。
  • 特徴は、強い旨みと粘りです。香りやツヤ、炊きあがりの美しさ、歯ごたえの柔らかさなどどこをとっても優れています。
  • 塩むすびにして食べればより一層おいしさが引き立ちます。

平成30(2018)年には皇室献上米にも選ばれました!

ちょっとしたお土産にも最適な大きさの2合分(約300g)や、2kgサイズ、パックご飯などもあります。


●カレー豆

こちらはカレー豆です。

カレー豆?と思った方も多いと思います。

  • カレー豆とは、カリカリとした軽い食感のそら豆を揚げた後に、カレー粉や砂糖、塩などを加えて作られています。
  • すごいカレー味というわけでもなく、かといってしょっぱいわけでもない、つまりバランスが絶妙で食べ始めたら止まりません!!
  • ずっと食べていられます!
  • お酒のおつまみなんかにも最適だと思います。
  • そんなカレー豆ですが、とても人気商品ですので売り切れる可能性が高いです。
  • なので弥彦を訪れた際にはお早めに購入されることをおすすめします。

その他・情報

以上、弥彦村についておすすめスポットやグルメの情報を書いてみました。

この他にも、弥彦村にはブログでは伝えきれない様々な魅力がたくさんあります。

  • 例えば、全国で唯一となる村が経営している公営競技場、弥彦競輪場です。レース開催の有無に関わらず場内はいつでも入場無料なので、いくつかのレースを見学したあとに、感覚をつかんでから車券を購入してみても面白いのではないでしょうか。
  • ちなみに競輪の車券は1枚100円からなので、ビギナーでも気軽に楽しめます!
  • また今年、一部施設が女性や子どもも快適に過ごせる空間としてリニューアルしたのでそちらにも注目です!
  • そして今年も弥彦菊まつり、彌彦神社・弥彦公園もみじ谷ライトアップの開催が予定されています!
  • こういう状況でも開催されることはとてもうれしいことですよね。
  • 詳しい日時、開催有無については弥彦観光協会様HPをご確認ください。

さて今回は弥彦村について書かせていただきました。

弥彦村には越後文化発祥の地、新潟に稲作を広めた彌彦の神さまといった素晴らしい歴史・伝統があり、パワースポットとして県内有数の観光名所と呼ばれる所以が分かっていただけたと思います。そんな弥彦村の魅力をこのブログだけでは伝えきれませんが、この記事がきっかけで弥彦村について興味を持っていただけたなら嬉しい限りです。

これからも【にいがた再発見!】について書いていこうと思いますので、また読んでいただけると幸いです。

  • では次の【にいがた再発見!】で会いましょう!
  • 最後まで読んでくださりありがとうございます。

※写真提供:弥彦観光協会様、文章一部抜粋:弥彦観光協会様・弥彦村様