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スタッフブログ

2020.11.03

冬が来る前に

こんにちは、新潟トラベルのハルです。

  • 先日、阿賀野市の道を車で走っていた時の事。
  • あれ?天気が良いのに、なぜか道路が濡れている?
  • しかも其処の通り一帯だけ、なぜかバシャバシャと水しぶきを上げて車が行き交っているのです。
  • 誰か盛大にバケツの水でもぶちまけたのかな?と思ってよく見ると…道路に敷設された消雪パイプの試運転でした。
  • 新潟や寒い地方の方にとってはお馴染みかと思いますが、ご存じない方に少し説明しますと、消雪パイプとは読んで字のごとく、道路にパイプを埋め、等間隔で開けた穴からチョロチョロと水を出して雪を消す(溶かす)設備です。
  • 水は地下水を使うことが多いようで、特に大通りや坂道などのスリップ事故を起こしたら大変!な所などへ、地下を通ってくる“温かい(凍っていない)”水を撒きます。
  • 点検は、そのパイプの穴の目詰まりを掃除したり、水漏れが無いかどうかを確認したりする作業で、この日もせっせと作業員の方が消雪パイプの点検に勤しんでいらっしゃいました。

もっとも、撒いた水で車が特徴的な水垢で汚れてしまったり、地下水を組み上げ過ぎて地盤沈下が問題になったり、その対策として使った水を地下に戻すも、水が冷えてしまっているため、今度は農業などに影響が出たりする場合もあったり…など、他の雪対策と見比べても、決して完璧なものはなかなか無いのが実情なのですが。

  • しかし、いざとなったら生命線になり得る消雪パイプの点検は、雪が降る前の新潟県の風物詩といえるかも知れません。
  • 作業員の皆さん、毎年どうもありがとうございます!
  • 先月10月初めに阿賀野市の瓢湖(ひょうこ)へ飛来した白鳥も、今現在ではもう4,000羽を越えています。
  • 例年5,000羽を越える白鳥がやってくるそうなので、いよいよ渡り鳥も新潟も本格的に冬の訪れを目の前にしているようです。